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3年勤めた人材系ベンチャー企業を退職!【自己紹介①】

 

 

3年勤めた人材系ベンチャー企業を退紹介職!【自己紹介①】

 

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皆さん初めまして!

 

人、モノ、メディア、生き方...

 

様々なものを片っ端から褒めちぎっていく!

【褒めちぎリスト】のファレルと申します!

 

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液晶パネル越しに失礼します。

このたびは、

"褒めちぎリストファレルの!ブッ褒めちぎりブログ"

をご訪問頂きまして、誠に有難うございます。

 

今回は少しまじめに。

じぶんの今のパーソナリティをつくりだした「仕事」という切り口から自己紹介をさせて頂きます。

 

◆某人材系ベンチャー企業で3年間勤め、転職した経験

◆実家の家業を継いで老舗の三代目になった経験

 

ここら辺の経験が少なからず自分の信念やカラーを形成してきたんじゃないかなって思います。

今回はそんな「新卒で入社した某人材系ベンチャー企業を辞めるまでのおはなし」です。

 

 【目次】

 

 

 

ヒュウィゴー!!!

 

 

①某人材系ベンチャー企業へ就職!

〜怖いもの無しの学生時代から厳しい社会の現実に直面する〜

 

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「ハイ!頑張ります!お任せ下さい!」

「いや〜君みたいな熱い若者、久しぶりに見たよ。笑」

「ありがとうございます!!!」

新卒のサラリーマンのほとんど誰もが発するハキハキとした「フレッシュなレスポンス」で俺は答えた。

社長が同席する就活の"最終選考"での最後のシーンだ。

 

俺は偏差値が高くも低くもない、普通の四年制大学を卒業していわゆる「人材系ベンチャー企業に受かった。

 

大学時代の俺はタッパもあり声も大きく、知り合いも多く、学部内ではなかなかの目立つタイプ。

でも絶対に偉い「大人」からは反感を買うことなく、むしろ「権力のある大人に気に入られるタイプのバカ」といったキャラだった。典型的な文系。生きてく上で大半の「ハードル」を「コミュニケーション能力」というしなやかなバネで飛び越えてきた。

 

バイト先の店長、ゼミの教授など様々な「大人」に気に入られ、人生の大事なシーンではその大人にうまく引き上げられることで、人生の壁を突破してきた。

 

先に言わないとしんどいので飾らずに白状しておくが、

こんな感じに柔軟で周りを味方につけるメンタリティは、なにも自分の努力や実力では無い。

 

両親のおおらかで実直な育て方のおかげだと本気で思っている。

 

大阪に住んでいるので土地柄なのか、

たまたま得意だった「大体のことをなんやかんやでコミュ力使ってなんとかする作戦」がハマり、誰からも好かれ、助けられて人生はイージーモードに感じていた。

ちなみになんか世間でよく言われてる"人間関係は鏡"ってのはマジで、人から好かれたり褒められたりすると、自分もそれを反射して返そうとする力が働く。

そんな自然の摂理もあり、何人かの彼女と恋愛もして、大学時代は「ぼちぼち華やかな感じ」で終わった。

 

そして冒頭のシーン。

俺は持ち前のコミュ力で、スーツ指定の就活の面接を"全選考を私服で参加して勝ち進む"というなんともトリッキーな就活に成功していた。

就活の選考についてはまた別の記事で書くとして、トントン拍子に就職という切符を早い段階で手にすることができた。

 

が、イージーモードに感じていた人生は一気に「鬼ハードモード」に突入する。

会社のカラーや規模にもよると思うが、うちの人材会社はなかなかの責任と長時間労働を強いられる"劣悪な環境"にあった。

 

ひとくちに"人材系"といってもよく聞く「派遣スタッフ」の仕事だけじゃない。

単発、長期、業務委託、正社員紹介。

いわゆる「派遣」は自分が面接してお仕事に当て込んだスタッフが出勤して指示通りに動きさえすればクライアントからお金がもらえる。

俺が任されたのは中でも出勤しただけでは成果と見なされない、スタッフの仕事に結果が求められる「業務委託」。

 

俺の仕事の目的は、ある企業の立ち上げた新ブランドをもともと売り出してる現行のブランドを使っている人たちに広めていき、そのブランドの売り上げを全国的に伸ばす。

そして「ブランドイメージ」を定着させ「この企業といえば、これだよね!」と顧客に言わせるのが目的。

 

しかし、スポーツもやってないのになぜか体育会系なモチベーションを無尽蔵に出し続けるという学生時代に培った「アビリティ」により、会社への泊まり込みや唐突な東京出張、その他過酷な業務には耐えることが出来た。

 

だがしかし、ハードな業務に+αで降りかかる「ある信頼していた女性スタッフ」との問題で、俺のメンタルは一気にズタボロの状態に叩き落されるのであった。。。

 

 

 

②信頼していたある女性スタッフの裏切り

〜女心は永遠のラビリンス〜

 

 

 

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人材系ベンチャー企業で働く俺は、

ハードな業務内容とは裏腹に、それを乗り越えてガンガン働いていた。

「プチワーカホリック」「プチ意識高い系」へと洗脳されてた部分はおそらく、あった。

数少ない同期もそんな感じだった。

でも俺は、働くモチベーションだけは枯らすことなく動き続けた。

 

クライアントからのブランドイメージを定着させるための手段は3種類ある。

 

⑴日本各地の集客力のある都市部の主要店舗に

俺が契約社員として面談し、商品知識を研修して叩き込んだ選りすぐりのスタッフを常駐させ、売り込みをする

 

⑵それ以外の地方店舗に巡回して店舗のスタッフに売り込むためのPRポイントをレクチャーする「巡回アドバイザー」的なスタッフ

 

⑶その両方でイベントやキャンペーンを時期ごとに実施する

 

この3つの動きのうち、最初に崩れたのは⑴の常駐スタッフだ。

 

最終選考に受かって新卒で入社して2年が過ぎた時だった。

自分が管理するスタッフは全て俺が自分で面接をし、知識の研修をした。

一から全て自分で育て上げたわけだ。

そりゃあ全員信頼してるし、じゃなきゃ自分の案件を紹介したりはしない。

 

そんな店舗固定の常駐スタッフに1人、歳上の女性がいた。そのスタッフは「何があってもファレルさんについて行きます!!」と面と向かって言ってくれるほど、俺に対する信頼は厚かった。

 

俺も物心ついた時から人から言われたことはそのまま受け取る性格で、素直に「ああこんなに懐いてくれて俺は慕われてるな〜!!」とか思ってた。

 

でもそんな自信は、いきなりの裏切りによって愚かな過信だったと気付かされる。

その女性スタッフがなんの前触れもなく"飛んだ"のだ。

 

連絡をしても繋がらず、その日は穴を開けるわけには行かなかったので俺が店舗のスタッフとして勤務した。

繋がらないスタッフの電話とは裏腹にクライアント、上司からの電話は止まらなかった。

 

途方に暮れていたそんな時に限って不幸が重なった。

 

東海エリアでも男性の巡回スタッフが音信不通に。

俺はそちらの対応にも追われた。

 

その日の夜、クライアントの会社に出向き、俺はことの顛末を説明して謝罪した。そしてここの曲者のクライアントに詰め寄られ、胸ぐらを掴まれて人格を否定されるような事を大声でまくしたてられた。

俺はクライアントのオフィスを出た時、頭が真っ白になっていた。

 

そのクライアントとの窓口は自社で俺しか居なかったため、誰にも相談出来ない。

 

2日後、どうしようもない状況の中、

飛んだ女性スタッフから着信が入った。

 

「もしもし、、、大丈夫ですか?!

いったい何があったんですか?!」

 

「...大丈夫です。それより、すみません...」

 

「とにかく、どういうことか説明してもらわないと、、、!」

 

「...すみません。ちょっと合って話したいのでお時間もらえませんか...??」

 

「わかりました!今すぐ行きます!」

 

上司に報告して俺は最寄りの喫茶店でスタッフの話を聞いた。

 

原因は"男性スタッフからのイジメ"

ある日その女性スタッフは他社の男性スタッフに誘われて店が終わってから夕飯を共にした。

二軒飲み歩き、二軒目を出た時に男はスタッフの手を掴んでホテルに向かっていったという。

スタッフはそれを拒否。口論になり、その日は振り切って帰ったが、そこからイジメが始まったという。

 

俺はそんな事があったのか、とまずは同情した。

スタッフに気持ちよく働いてもらうのも俺の仕事のひとつだ。なのに忙しさにかまけてそんな重大なことも気付かずに見落としていた。

おれはそれを理由にこの仕事を辞めたいと言うスタッフの気持ちを汲み、会社へは報告すると言って別れた。

 

しかし、それを会社に報告すると、

信じられない言葉が返ってきた。

「何が何でも店にスタッフを留まらせろ」という返答だ。

スタッフ自身の気持ちには見向きもせず、任務を優先せよ。と。

クライアントに求められるパフォーマンスを提供しないといけないのは分かるが、流石に同意はできなかった。

 

その日から、そのやめたい女性スタッフとやめさせたくない会社との板挟み生活が始まった。

 

会社に命令されてそのスタッフを留まらせるために説得へスタッフの居る店に行く。もちろん答えは変わらない。

その時すでに彼女はかろうじて現場復帰していたが、またいつ不意にいなくなるか分からない。

そんな不毛な議論を繰り返しているうちに、ある事に気付いた。

 

「そのスタッフを1番近くで見てるのは俺だけだ。」

 

俺はそのスタッフを辞めさせてあげる事にした。

仕事は大事だけど、人の気持ちは無視出来ない。

うまく表現が出来ないのが悔しいけど、色んな状況が重なってさまざまな葛藤があった。

その日、就職してから初めて涙が出てきた。

仕事帰りの闇夜に差し込む冴えた月が少し、滲んで見えた。

 

 

 

③うん。会社辞めよう☆

~そうしよう☆~

 

 まだやれることはあるはずだ。

スタッフをやめさせ、解放してあげてからそのテンポをフォローする方法が。

 

それから俺は全力で動いた。プランを立てては実行していた。

そう自問自答していた矢先、

立て続けに信頼していたスタッフが俺の前から居なくなった。

24人中4人が飛んだ。

 

俺に対する不満なんかではなく、個人的な理由をつけて。

完全なる裏切りだった。

全ては俺が若く、青かったのが原因。

スタッフからの耳障りの良い「ついて行きます」「頼りにしてます」という言葉に踊らされていた。

 

生まれてから当時まで信頼していた人に裏切られる経験が無かった俺は、そういう「人間の裏と表」の部分に免疫が全く無かった。

しかもそれが、2ヶ月という短い期間に一気に起こる。

 

さすがに俺の中で築き上げられた、人を信じるという心が音を立てて崩れた。

スタッフが辞めて行く中で狼狽える他のスタッフのフォローやメンタルケアに奔走した。

 

久しぶりに自分の会社のオフィスへ戻ると、上司達がスタッフを数字(金)として見ているような気がした、というか実際にはそうだった。

俺は会社からの洗脳が解けた代わりに、少しハートが汚れた。

 

自分の行動次第で周囲の環境は変えられる。

それは今までに成功体験を積んで「体で知っていた」

でもどうにもこうにも変えられない「どうしようもないとき」

ってのがあるってこともこの時に知った。

 

それからというもの、健康だったフィジカルとメンタルが蝕まれていった。

 

俺は人間不信になり、ついには家族以外の人間を信じられなくなってしまった。

いつ自分を裏切って離れていくんじゃないかと、ビクビクしていた。

出勤前に最寄りの駅で一発吐いてから仕事へ向かう始末。

体重もかなり落ちた。

学生時代リア充を満喫していた俺を知っている友人達はあまりの変わり果てた姿に驚いて心配していた。

 

自分がこんなに情けない状態になるなんて入社前は想像も出来なかった。

吊革に揺られながら自然と涙が溢れてくる。涙腺も緩くなったのかな。

 

俺はこのままでは大袈裟じゃなく人生自体が無駄になると思い、会社を辞める事にした。このタイミングでも遅いくらいだが、次から次へ膨らんでいく仕事量に押しつぶされて「本来の思考回路」が破綻していたと今になって思う。

 

「会社辞めます」

 

責任者にこう告げた日、別室に連れていかれなぜ辞めるのか2時間問い詰められた。

説得に近い感じだったと思う。次の日も、休日の予定だったが役員たちと半日面談させられた。

 

俺はここで僅かでも隙を見せてはだめだと危機感すら覚え、

やめますの一点張りだったので役員もあきらめたようだった。

 

そこから約10カ月、俺は会社に引き留められ、会議を繰り返しながらも、

女性スタッフの後任を以前のバイト先の繋がりから紹介してもらい、

他の3名の飛んだスタッフの後任も育成し、自分が退職しても問題が起きないように全力を尽くした。

 

こうして、晴れて俺は退職日を迎えた。

 

 

 

④某人材系ベンチャー企業を退職して気づけたこと

~今以上に心から人と向き合って生きたい~

 

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今回書いた記事での退職の理由としては

◆人間的な仕事が出来ない拘束時間

◆信頼していた人からの裏切り

この2つが重なって、退職へ踏み切りました。

これが重ならずに。

 

例えば、どちらか一方の理由だけだと、個人的には退職せずに続投していたのかな、

と思います。

 

なので液晶パネル越しの就活生のみんな!

残念ながら(残念になるかはその人次第)ふつうの会社に入って取り組む全ての仕事は人生の残り時間の大半の時間を費やす事になります。

 

就活で本当に入りたい会社に決める前に、その会社のオフィスの電気が何時頃に消えるかぐらいは実際に偵察して調べてもぜったいに損は無いと思います。

 

誤解がないように最後に書いておくと、社内の人間関係は良好で、円満に退職しました!

 

今でもたまに会えば話をする程度に繋がっています。

 

某人材系ベンチャー企業での身を削るような3年間も、無駄じゃ無かった、むしろ勉強になりまくったと言って良いでしょう。

 

この退職の日の夜、実家の家業を継ぐ事を決意しますが、それはまた先のお話で更新したいと思います。

 

また、裏切る方も悪いとは思うけど、やっぱり裏切られる方も悪いんです。

その人にはその人の世界観があって、その人の角度からしか見れない景色がありますよね。

 

だから学校や会社、バイト先で仲良くなれなかったり、なんか気に入らない、そんな人が居ても当たり前。

 

そんな人間不信になった経験があったからこそ、あの無邪気な学生時代よりももっと、人を信じることの尊さや素晴らしさを実感するキッカケになりました。

 

だからこれからも俺は、どんなに嘘くさくても、信じたい人が言う心の言葉はノーガードで信じていく所存です。

 

 

 

 

 

 

⑤【あからさまなおもっきりやらしい宣伝!!!】 

 

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ちょ、ちょ、ちょっと待って紳士淑女のみなさん!

まだブラウザを閉じるには早い時間帯ですよ!もう少しお付き合い下さい!↓

 

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なんで褒めてくれへんの?!それで褒めちぎリスト名乗っていけるぅぅぅ?!!

というそこのハイテンションなあなた(^^)/

 

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まだまだ駆け出しの褒めちぎリストの俺ですが、是非1ミクロンでも「ええやん」と感じたらヤバイぐらいお気軽に話しかけてみてください(^^)/

 

それではまた必ず次回も近いうちにお会いしましょう。

記録的な豪雨なので外出の際はくれぐれもお気をつけて。

 

 

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